一昨日は10年ぶりに熊野を詣でました。
前回の熊野詣は、まだ高校生の頃。
その時は、熊野古道も、一部歩きました。
その時も一人旅で、熊野古道を歩いてる最中は、
一人も人に会わなかったので、
「私は今本当にこの世を歩いているんだろうか?」
というような感覚に襲われたのを覚えています。
一昨日は、日付が変わった瞬間(0時過ぎ)に出発。
相棒のYB-1は、前々日に
バイク屋のオヤジに見てもらったので、好調子♪
雨の予報でしたが、だからといって車にすると、
普通すぎて面白くないので、やはり原付です。
<行きの道中>
R24をひたすら南下していると、
1時間もしないうちに雨が降ってきました(--;
R168に入ると、さらに雨は激化。
十津川村に入ったくらいから、霧も出てきました。
夜、山道、雨、霧、バイクと、5つも重なると、
もう、何の嫌がらせかと思います・・・。
まぁ、雪のR9(鳥取・島根旅行)よりは全然マシですが。
霧なので、休憩できそうな場所も探せず、
雨なので、止まっていると余計体力を奪われる。
そんなこんなで、熊野本宮までは、休憩無しで走りました。
あ、そうそう。
途中、鹿に会いました。
カーブを曲がったら、いきなり居て、
眼が合って驚いたんですが、向こうは落ち着いてて、
ひょこっとガードレールを飛び越えて避難し、
避難してもまだこっちを見ていました。
<熊野本宮>
熊野本宮には、4時半着。
霧の割には、なかなかのペースでした。
YB-1、よくがんばった!
でも、本殿前に入れるのは、7時から(?)だったかな。
さすがに待てないので、入れるところのみ参拝。
本殿は、柵の外から参拝しました。
しかし、あまりの暗さに、参道にある、
「本殿参拝の前に祓戸大神に参拝してください」
みたいな案内を見落とし、社があったのはわかったので、
帰りに参拝しようとして、案内文に気付きました。
ちゃんと、穢れを祓ってから、
参拝しなきゃいけなかったんでしょうねぇ。。
まぁ、既にしてしまったものは仕方ないので、
後になっちゃったけど参拝しました。
本宮の参拝を終えても、雨は降り続いていて、
本宮前のバス停は屋根があったので、
さすがにこんな時間にバスは来ないだろうと、
休憩に借りることにしました。
持参のおにぎりで朝食をとり、ほっと一息。
<那智大社への道中>
30分ほどそこで休み、次は那智大社へ。
R168をさらに南下してる最中、
ずいぶん空も明るみ、霧も途切れ途切れになり、
川霧の向こうに浮かぶ集落など見えて、
非常に景色が良くなりました。
しかし、それに気が緩んでしまったのか、
居眠りが出そうになって、
こりゃヤバイ、と止まりました。
道端のスペースに寄せ、
その場でハンドルに突っ伏して仮眠。
10分ほど寝て、すっきり再出発しました。
<那智大社>
本宮から約1時間走行し、6時半ごろ那智山着。
その頃には雨がやんだので、やっと雨具を脱ぎました。
那智の滝の駐車場にバイクを止め、
歩いて那智大社と青岸渡寺へ。
那智大社や那智の滝は、10年前来たときは、
おそらく休日の昼間で、ものすごい人!でした。
なので、賑やかで雑多なイメージだったのですが、
平日の朝6時半は人気(ひとけ)ゼロ!!
ものっっっすごく、空気がいい!
鼻歌代わりに六根清浄など唱えながら、
階段を登っていったら道に迷いました(爆)
でも、ナンダカンダで三重塔にたどり着き、
青岸渡寺にもたどり着き、無事に参拝。
持参の手ぬぐいが濡れてしまっていたので、
ここの手ぬぐいを購入しました。
お隣の那智大社では、ご神木の胎内くぐりをしました。
その後に普通の参拝をして、
行きとは違う道で帰ろうとして、また迷いました。。
よく分からない階段を登ったり降りたりしていたら、
元の場所にたどり着いたのですが、
探していた奥の院の場所は分からずじまい。
どこにあったんだろう?
<那智の滝>
とりあえず、元の場所へ降りてしまったので、
奥の院は、また今度探すことにして、那智の滝へ。
ここの空気がまたすごく・・・荒々しく感じました。
雨の後だから水量も多く、暴瀑という感じでした。
10年前に来たときは、祖母の延命を願って、
滝のお水をいただいて帰りました。
ばーちゃんは、その翌年に亡くなりましたが、
死の数日前に病院を退院して、やりたいことをやり、
自室のベッドの上で寝ている間に永眠しました。
幸せな死に方だったと思います。
そういえば、祖母の棺に納めた写経も、
青岸渡寺で購入した写経用紙に書いたものでした。
今回も、お水はいただきました。
で、その場で自分も杯で頂いたのですが、
近くで神社の方がキッチンハイターを使って
掃除をされていて、そのニオイがきつく、
味が分かりませんでした(^^;;;
拝所で那智の滝を間近に見ると、
荒々しく、美しく、惹きこまれました。
眺めても眺めても飽きることなく、
眼が離せず、ひたすらじーっと眺めていたら、
何故か膝がガクガクしてきて、
「寒くもないのにナゼ?!
これがいわゆる感動に震えるってヤツ?」
と思いながら、なおも眼が離せずにいると、
視界まで震えてきたので、その段になって、
「もしかしてコレは、気功でいう、
偏差という状態になりかけている?」
と、ハタと思い、そうだったら良くないので、
やっと眼を離してその場を離れました。
歩き出したら震えは止まったので、
ホントに、何だったんだろう?という感じ。
<気功余談>
以前、とある武道の先生に、
少し気功を教えていただいたのですが、
その時は気自体は、明確には分からず、
でも先生やお弟子さんが気を入れたお酒は、
明確に味が変わるので、面白かったです。
気にも個性があって、
お弟子さんの酒はメチャクチャ辛く、
皆が噴き出していました(笑)
その際に、偏差のことも習ったのですが、
立禅とかやっていると、ガタガタ震えだしたり、
幻覚を見たりしてしまう方がいるとか。
私は気があまり分からなかったので、
そうなることはないだろうと思っていたのですが、
那智の滝では、ちょっと怖いくらいに震えていたので、
その話を思い出してしまいました。
<補陀洛山寺>
那智の滝の参拝を終えてバイクに戻ると、
雨はやみ、すこーし晴れ間も見えていました。
ナンダカンダで、那智山には2時間半くらいいました。
干していた雨具を仕舞って出発し、
途中のお土産やさんで職場へのお土産を買った後、
今回の熊野詣のオプション、補陀洛山寺へ。
補陀落渡海という捨身行の行われたことで、
有名なお寺です。
小さなお寺で、お堂の中に入って拝めます。
で、拝んだり、渡海船を見たりしたのですが、
那智の滝の名残か、
どうも顔が火照っていて、身体もだるいし、
蕁麻疹の前兆の、肌のピリピリ感まで出てきました。
変だなーと思って、これまた気功のときに習った、
「収功」を行った所、少し落ち着きました。
<温泉>
補陀洛山寺の後は、温泉へ♪
温泉は、「忘帰洞」へ行ってみたかったのですが、
忘帰洞のあるホテルの入り口で聞くと、
掃除中で、12時からしか入れないと言われました。
それだと遅いので、那智駅前の温泉に行くと、
これまた、平日は13時から。
あちゃーと思っていると、
駅前でしゃべっていたタクシーのおっちゃんが
「那智天然温泉」に行ったらええで、と。
で、言われたとおり行ってみたら、
こちらも平日13時からとかいてある。
えーーーって思ったのですが、
中で人の気配がしたので、入って聞いてみると、
「ぬるくていいなら、今でも入れるよ」と。
ぬるい風呂歓迎なので、入れてもらったら、
本気でぬるかったです(笑)
体温と同じくらい?
まぁ、夏だから汗かかなくて良かったですけど。
<昼ごはん>
温泉のあと、回転寿司で昼ごはん。
この頃には、空はすっかり晴れていました。
「廻鮮にぎりや 海宝 新宮店」に入ったのですが、
安くて旨かった!!
うに一貫150円で、100円寿司の4倍くらい乗ってるし。
さすが、港町。
<速玉大社>
ご飯の後は、最後の速玉大社へ。
もう昼過ぎなので、
本宮や那智と違って人がいました。
速玉大社は、本殿よりナギの木の存在感を
大きく感じました。
静かで、大きくて、下に立って見上げると、
包み込まれるような幸せな気持ちになりました。
本殿の方では、明るい雰囲気の中で、お参りしたり、
ボーっとしたり、お守りを物色したり。
ここで、Kちゃんの誕生日プレゼントを買いました。
じつはKちゃん、私の5日前の誕生日なのです(笑)
プレゼントは、笛のデザインされたお守りストラップ。
効能を見ると、「やけに地震を強調してるなぁ」と思いますが、
彼女は竜笛を吹くので、そのイメージで選びました。
それに、阪神大震災を経験した身としては、
友人にあんな地震は経験して欲しくないですし。
その後、境内の土産物屋を物色していたら、
おばちゃんに、「一人でバイクできたの?
一緒に来てくれる人探さなきゃ」と、
大きなお世話を焼かれました(笑)
徹夜ツーリングに付き合ってくれる人なんて、
そーそーいないと思いますが。
万が一、そういう人が見つかっても、
私は一人旅も止められないと思います。
土産用のお菓子を買った後は、
すぐ近くにあった酒屋で、酒を物色。
地酒は、見た感じ、私好みではなさそうだったので、
土産用にいくつか購入。
この時点で午後2時過ぎで、
いい時間だったので、帰ることにしました。
<帰途>
帰りは、R169で帰りました。
五重苦だった行きと比べたら、超楽勝♪
眠くもならず、休憩したくもならず、
山々に抱かれた道をひた走りました。
やっぱり、こういう気持ちよさは、
二輪に分がありますね。
夜の山も、晴れているとキレイなんですけどねぇ。
途中、天河に寄ろうか、
という気も少ししたんですが、
天河も早朝が好きなので、また今度にしました。
(というか、寺社仏閣は大抵早朝が好き。
でも寺は、朝は開いてないことが多くてつまらない。)
途中、道を間違えて遠回りしたりはあったものの、
19時過ぎに家に着き、19時半くらいから呑み会へ。
<那智の滝より・・・>
呑み会は、近所の養○。
少し疲れていたので、
ビール2杯目でやっとエンジンがかかり、
その後は日本酒を飲んでいました。
視界がゆれるのは、ただの酔っ払いゆえです(笑)
一緒にいた人に、
「やっぱり、あふひは那智の滝より養○の滝やろ!」
と、突っ込まれつつ、盛り上がりました。
その後は、Kちゃんが、誕生日祝いに作ってくれた、
「レモン寒天」をウチで食しました。
とりあえず、ネタはできたと思います。
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